こんにちわ、歯科助手の貫井です。
前回の「妊娠中は歯が弱くなるという言い伝えは迷信ではない」に引き続き、もう1つ御紹介したいと思います。
★歯周病の妊婦さんは早産リスクが数倍に!?★
歯周病の治療の為に行う歯石取りなどのクリーニングはとても大切です!!が・・・
妊娠中、特に妊娠初期は血が出る処置は避けた方がいいので、安定期まではデンタルフロスや部分用歯ブラシでケアをしてあげてください。そして安定期に入っても油断はできないので、治療は最小限におさえるようにしましょう!
(歯茎が腫れていたりすると、強い力を加えなくても機械や、ハブラシがあたるだけで出血する事があります)
そのためには、日ごろからの歯磨きが大切なんですよ!!
妊娠中の女性が歯周病になると、早期低体重児出産リスクが7倍も高まるという報告が1996年にアメリカで行われました。
早期低体重児出産とは、妊娠37週未満で2500g以下の新生児を出産する事を指します。
つまり、お母さんの歯周病によって、歯周病菌や炎症を起こす物質が血管を通り、子宮などに影響を与えてしまう事があります。
その結果低体重児出産となる事もあるので、歯とお口の中のケアはとても大切なのです。
女性だけでなく、男性の方々も歯周病予防は御自身の為にもしっかり行ってあげて下さい!!!
歯周病の妊婦さんは早産リスクが数倍に!?
16/03/31
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