春本番になり、だんだんと初夏の足音が聞こえるこの季節。 季節に合わせて、爽やかな彩りを食卓に招いてみてはいかがでしょう。 AKOMEYA TOKYOでは、美濃焼の美しいブルーの器と、津軽びいどろを展開いたします。 一つ取り入れるだけでも、存在感のあるうつわたち。もちろん、実用性も兼ね備えています。 食卓に品と華やかさを添えるうつわをご用意しております。 ぜひお手に取って、ご覧ください。
【美濃国から全国へ。戦国大名や茶人も愛した陶磁器】
美濃焼は、岐阜県(旧美濃国)の東濃地方で造られる陶磁器。ルーツは、平安以前。朝鮮半島から伝わった技術が釉を施した陶器として発展し、室町時代には東濃を中心に焼き物造りが盛んになりました。千利久や古田織部など有名茶人の好みを反映し、白色の鉱物の釉薬、筆書き文様のデザインが生まれます。江戸時代の中期には、日常生活用の器が生産されるようになり、時代と共に美濃焼は日本中で愛されてきたのです。
◎美濃文山窯の白線うつわ
100年以上の歴史を誇る窯元「美濃文山」の4代目伊藤公一氏が、土作りから焼き上げまで手掛けた、温かみのある独特な風合いが魅力のうつわ。一つひとつ表情の違う白い線が、雰囲気のあるワンランク上の食卓へ昇華してくれる。
◎作山窯のうつわ
美濃焼きの窯元「作山窯」による、惹き込まれるほどの色味のうつわ。多種の土や釉薬を駆使して、作山窯にしか出せない造り方で焼き上げるうつわは、発色がよく美しい。食材を華やかに美味しく盛りたててくれる。
【漁業用の浮玉から生まれた職人の紡ぐ技】
青森の自然をイメージさせるハンドメイド硝子の「津軽びいどろ」は、漁業用の浮玉が原点でした。高評価の品質を誇る「北洋硝子」は、宙吹きの技法を用いて1977年に「津軽びいどろ」を誕生させます。伝統技法の継承と新しい技術開発に力を注ぎ、青森県伝統工芸品の指定を受けるにまで至りました。その背景には、かつて浮玉を吹いていた職人の技術と、精神を引き継いだ工芸士・若手職人たちの力と思いが流れています。
◎津軽びいどろ
“日本の四季”を、色と技術を駆使して表現する、日本の伝統工芸品第一号である「津軽びいどろ」。100以上の色を組み合わせ、さまざまな景色を表現。手作りならではの優しい丸みやテクスチャーは存在感大。季節のしつらえを楽しめる。
こちらの他にも食卓を彩る食器を多数ご用意しております。
皆様のご来店お待ちしております!
※開催期間:4月3日(金)~ 4月16日(木)
4月3日(金)より「季節を愉しむうつわ」
20/03/24
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